ユダヤ人が身を清めるために入るというミクヴェ(沐浴場)のことは、これまで聞いたことはありましたが、本物は見たことがありませんでした。
最近エルサレムに旅した私は、そんなミクヴェの一つを実際に見ることができました。何代もイスラエルに住んできたユダヤ人の子孫である、ガイドのローネン・マリク氏が案内してくれたのですが、それはヨルダン川西岸にありました。彼によると、2000年前のものとされるこのミクヴェが発掘されたのは、アブラハムが息子のイサクと共に歩いたと言われる「Patriarch way」という街道沿いでした。
2000年前のミクヴェの前で
“イスラエル・ユダヤ・中東がわかる雑誌”として知られる『みるとす』最新号6月号に、ちょうどミクヴェに関する記事が出ています。